2018年4月1日について
2018年4月1日。
4月1日といえば年度が切り替わり、新しい期を迎える。
年越しとはまた違う感慨を抱く季節。
この4月をもって社会人なって6年目を迎える。
転職していまの会社で3年目。
夫婦になって2年目。
仕事面においては、学生時代にイメージしていた社会人像とは思いがけない姿になっていると最近感じる。
学生のころは、サラリーマンになるのであれば、社会人5〜6年目といえば仕事もかなり慣れ、下には部下が何人もいて、ときに後輩を励ますリーダーとしてバリバリ働く"イケてる"サラリーマンになっていると思っていた。
ところがどっこい。
ありがたいことにどの現場に行っても後輩や同僚にときに頼られ、任されながら仕事しているが、最近、なんとなく”若手”の域を抜け出せていないように感じることがある。
ぼんやり思い描いていた”イケてる”サラリーマン像とのギャップはどこにあるのか。
そのギャップとは、大雑把にいえば自分が「圧倒的な”即戦力”であるかどうか」だと思う。
ここでいう”即戦力”とは管理者層から「◯◯(=主にスキル面)のコトといえば、あいつだろう」と名前が挙がるような状態を指す。
自分が属すITの世界において、「このプログラミング言語のことならAさん」「◯◯ツールといえばBさん」と名前が挙がるのは、その人が持つ専門的知識の高さゆえの、まさに即戦力。
そういう人は引っ切りなしに新しいプロジェクトの話が舞い込むし、そこからまた新しい経験を積んでいく。
その点自分は、日々信頼して仕事を任せていただいているものの、「〜といえばあいつ」と筆頭に名前が挙がる程のスキルが足りない。
これまで、開発経験がないまま、PMOとしてマネジメント系の業務ばかり経験を積んでいた。
たしかに、それが縁でプロジェクト管理やリスク回避の勘どころなど、経験が活きる場面は多々あったものの、ITの世界に身を置く以上はやはり少しでも経験が必要、知識が必要だな、と痛切する日々です。
入籍して丸1年。
まがいなりにも一家の大黒柱として、今後も家計を背負っていくためにも改めて背筋を正さねば。
そんなことを思う、2018年4月1日でした。